投稿者: takashi akitaya

  • 2.11

    美しいということは、生きていて良かったと思うことだと思う。

  • 2/5

    良くしてくれている人のお店でバーボンをたらふく飲んでいた。店内には坂本龍一の「04/05」が流れていたと思う。他愛もない会話に穏やかさを見出し、久しく会っていなかった人と偶然居合わせ、当たり前のように親しみを込めた視線を交わす。そうして満足するとお腹が空いてくるので、深夜まで営業しているラーメン屋にでも入ろうかと迷うが、結局コンビニで我慢し普段は食べないカップ焼きそばを買う。タクシーを止め、自宅の前に着くと「お客さんケータイ忘れてる。」と白髪混じりで坊主頭の運転手に指摘され、「あぁ、ありがとうございます。」とか言って、家に着く。どのようにして朝を迎えたのかは覚えていないのだけど、未開封のカップ焼きそばがテーブルに置かれたままだった。

  • 1.29

    ネットで買ったブランキーのポストカードが届いたので、D&Gのベッコウに漆を塗ったラスティ・ラスト・サングラスと一緒に飾った。

  • パンナピッタ

    俺の弁当箱パンナピッタ

  • 1.17

    神は仰られた。「お前のかいた恥、お前だけが修正可能」と。

    そうして光があった。

  • 1.6

    知り合いのキリスト教信者が身体障害者に寄せる同情、はっきり言ってそれは同情だったし、彼らがそう言われることを最も嫌うのは、それがやはり同情だったからだ。

    それであの変な髪型の夫婦、俺は一度アレに会ったことがあるのだけど、次会うことがあれば、アイツらのやっていることを論理的な完全さで否定したいと思う。俺はインテリしか知らないインテリを反吐が出るほど軽蔑するし、多くのインテリは言語で鎧を着るのだけど、目が悪いから、ロクな鎧を編めていない。だから、俺は殴られた瞬間に殴り返す、言語以前の野蛮な感性の方を信じている。本当に信じたいものがあり、そのことの価値を世に問いたい人間は、美容室で変な髪型にはしないし、オシャレで身を固めたりしない。

    民藝について、自然とか、大地とか、浄土などと言ってみるのも結構だが、例えば俺は禿げ上がった大地にも美は可能だと思うし、再開発のビル群にだって美は可能だと思う。大きな言葉で何か神聖なイメージを呼び起こし、里山で黄色い葉の落ち重なった地面に、ふいに木漏れ日が指す瞬間、美しさを感じ、それは「ほとんど祈る思いに近い」などと言うのを見るにつけ、なんと冗長で退屈なことだろうと思う。

  • 美しいこと

    2人が話そうとしなかった時間

  • Pickles

    チバユウスケが何かのインタビューで好きな食べ物は?と聞かれ、「何ていうか、醤油とかわさびとか、そういうの」とか、そんな感じで答えていたのを思い出した。曖昧な記憶だけど。

  • 頭の悪い人たち

    「頭の悪い人間に選挙権なんか持たせるからロクでもない世の中になるんだよ。何にも知らない、勉強もしない阿呆共が、願ってもない幸運にありつき、発言の機会を与えられたものだから、常日頃インターネットか何かでぎゃあぎゃあ喚くってもんで、そんな屑物のことを『政治』とか『民主主義』などとぬかしやがる。そうだ、免許制にすりぁ良い。そうして俺から選挙権を取り上げてくれ!」

  • Ok, baby

    ブログを作ってみているのだけど、方向はない。書きたいことはあると思うし、書かなきゃいけないことがあると思う。

    関心のあることについて考えている時や、何か読書している時は楽しい。それ以外の時は結構悲しかったりするのだけど、みんなはどう?あなたについて心から気にしてくれている人や、怒ってくれる人がそばにいたらいいと思う。他人に怒られたりしたら、普通にムカつくけどね。

    オレは今決めたけど、このサイトにはとにかく考えていることを書きつけようと思う。恥ずかしいとか、ナメられるとか抜きに、続けることが大事だし。

    最近はブランキージェットシティにハマっている。こんなカッコいい人たちがこの国にいたのかと思うのは初めてだった。何が良いのかを簡潔にいうなら、それは「善悪のない純粋」に尽きる。ブランキーが鳴らす不穏で煌めいた世界は、雪の舞う朝の光と、太陽の差さなかった雨の日の夕暮れを重ねたみたいで、戸惑う。

     語られる世界の役者は無垢で、残酷で、心優しい。車泥棒の少年は、ブロック塀の下敷きになった子犬のために誰も祈らなかったから、車を盗む。ひったくりの少年は、ミッションを完遂するために、エンジンの音を抑えるべく、バイクに高級オイルを使い、とっておきのサングラスを着ける。

     アントニ・タピエスの絵が良い。色、素材感、配置、これらの要素の組み合わせでキャンバスを眺めるとき、リズミカルで動物的な動きと(「古い世代の奴らは金でなんでも買いあさった。だけど、俺たちは自然の掟の中で生きる獣の世代さ。」-『Punky Bad Hip』)人生における決定的な傷、何か運命のようなものを予感させるマークに程よい緊張感を感じ、それは美しいと思う。