Ok, baby

ブログを作ってみているのだけど、方向はない。書きたいことはあると思うし、書かなきゃいけないことがあると思う。

関心のあることについて考えている時や、何か読書している時は楽しい。それ以外の時は結構悲しかったりするのだけど、みんなはどう?あなたについて心から気にしてくれている人や、怒ってくれる人がそばにいたらいいと思う。他人に怒られたりしたら、普通にムカつくけどね。

オレは今決めたけど、このサイトにはとにかく考えていることを書きつけようと思う。恥ずかしいとか、ナメられるとか抜きに、続けることが大事だし。

最近はブランキージェットシティにハマっている。こんなカッコいい人たちがこの国にいたのかと思うのは初めてだった。何が良いのかを簡潔にいうなら、それは「善悪のない純粋」に尽きる。ブランキーが鳴らす不穏で煌めいた世界は、雪の舞う朝の光と、太陽の差さなかった雨の日の夕暮れを重ねたみたいで、戸惑う。

 語られる世界の役者は無垢で、残酷で、心優しい。車泥棒の少年は、ブロック塀の下敷きになった子犬のために誰も祈らなかったから、車を盗む。ひったくりの少年は、ミッションを完遂するために、エンジンの音を抑えるべく、バイクに高級オイルを使い、とっておきのサングラスを着ける。

 アントニ・タピエスの絵が良い。色、素材感、配置、これらの要素の組み合わせでキャンバスを眺めるとき、リズミカルで動物的な動きと(「古い世代の奴らは金でなんでも買いあさった。だけど、俺たちは自然の掟の中で生きる獣の世代さ。」-『Punky Bad Hip』)人生における決定的な傷、何か運命のようなものを予感させるマークに程よい緊張感を感じ、それは美しいと思う。

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